2014年7月3日木曜日

2014 劇団通信7月号

5月の中旬横浜港を出港した「ダイヤモンド・プリンセス」というイギリスの豪華客船で10日間のクルーズを楽しんできました。と言っても遊びではなく日本人相手にレクチャーを3講座するという仕事絡みでしたが、それも3日間だけで終わり後は一般のお客様同様自由にのんびりと快適な船旅を満喫してきました。

15年前にも一度「にっぽん丸」の世界一周クルージングに3週間乗船し、イタリアからフランス、スペイン、アフリカ、ペルー、ブラジルまで回って来たことがありましたが、今回は船の大きさが5倍近くもあり乗船客2,600人、船の従業員1,000人、15階建てのビルが船になったような桁外れの規模でした。

タイタニックの現代版のような感じで中は一流ホテルそのもの、プールも大小いくつもあり、カジノやスポーツジム、大浴場、800人収容の大ホールや大小の映画鑑賞施設、レストランも9ヶ所、バーやラウンジもいたるところにあり、しかも一旦乗船したら食事は勿論、ケーキやアイスクリーム、フルーツなどいつでも自由に食放題 ! 若かったら貪欲にむしゃぶりついただろうに年令と共に食欲の減退、勿体ないと思いながらも控え目に食べ、雰囲気だけを充分に楽しんできました。

そして昼間はスポーツジムで汗を流し、海を眺めながら本を読み、夜はデッキチェアーに寝そべって映画を観、ショータイムで歌や踊り、マジックショーを楽しんだり、この上ないゆったとりした休息のひとときを過ごすことができました。

思いがけない神様からのご褒美は私に様々な内面的な変化をもたらし、劇団発展に益々意欲的に取り組む力強いパワーを与えてくれたように思います。