2014年11月27日木曜日

2014 劇団通信11月号

子ども達よ、学生たちよ。親に感謝したことがあるか。
両親の愛によってこの世に生を受けここまで育って来たことに感謝したことがあるか。

今の君たちがあるのはどんな時にも我が子のためを思って精一杯の愛情を込めて育ててくれた親がいたからだということを忘れてはならない。

自分で勝手に大きくなったと思うな。親の言うことを聞かず、いちいち反発して一人前に反抗期があって当然だなんて思うな。親のありがたさが分からなければ、どんなに学校の成績が良くても人間として失格だ。勉強、勉強だけで大切な時間を潰すな ! 親の手伝いを積極的にやれ。部屋の掃除もやれ。食事の後片付けを手伝え。玄関先で脱ぎっぱなしになっている靴があれば揃えることぐらい出来るだろう。トイレの掃除もやってみたらどうだ。人が嫌がってやらないようなことを率先してやるのだ。人間として最低限のことをやらないで社会に出て何ができる ?  学生時代はあらゆることを学び、訓練し、自らを高めるためにあるのだ。

楽をするな。辛いことと楽なことがあれば敢えて辛いことを選べる人間になれ。訓練期間は徹底して自らを鍛え向上させるためにあるからだ。若いうちは学べ、あらゆることを体験し向上するために苦労するのだ。

挫折も味わえ。少々のことでくたばるな。全ては自らを高めるための試練の場なのだ。だからと言って悲惨になってはいけない。困難に戯れればいい。

決して暗くなるな。明るく生きるのだ。笑顔で人に接し、嫌なことがあっても許せる心の大きさを養うのだ。欠点を見ないで美点を認め誉め称えるのだ。
君たちの未来は明るく輝くものになるだろう。