2013年6月27日木曜日

2009 劇団通信9月号

姉妹で「子どもミュージカル」に所属している劇団員が各地で見られます。お姉ちゃんがやっているのを幼い頃から見ていて、歌もセリフも覚え、自分も劇団に入れてもらえるチャンスを今か今かと待ち望んでいた末、やっと入れてもらえたようなケースが多いのです。このような家庭はもうミュージカル一色の日常ではないかと微笑ましく思います。
 姉妹でやっている場合、お姉ちゃんを追い越す勢いでどんどん上達する子もいるし、いつまでもひっそりとお姉ちゃんの影にくっついている子もいて様々ですが、今年札幌の公演でナナをやった子は、私の印象では後者のひっそり型だとずーっと思っていました。 しかし稽古中からものすごい勢いで突っ走ってるではありませんか。いつの間にかこんなに成長したのかと、嬉しさを通り越して驚きの連続でした。お姉ちゃんがしっかりフォローしていたかもしれないし、定かではありませんが、このようなケースはとても良い効果を生み出しています。 先日も三才になった女の子から早く劇団に入りたいと言われ、おじいちやんとしては只々目を細めて頭をなでてあげました。