2013年6月28日金曜日

2012 劇団通信9月号

超過密なスケジュールの中で慌ただしく過ぎた今年の夏も体調を崩すこともなく「福岡」を除く各地の全ての公演に顔を出すことができました。春の公演シーズンと違って健康でいられたことを心から感謝しています。本来ならこの先劇団の経営を後進に任せて私は少し楽をしようと思っておりましたが、天は「休まず進めよ!」と再び私を荒海の中に押し出してくれたのです。
幸い30歳になった3人の美女たちが浮輪をもって私が沈まないようしっかり伴泳してくれているので泳げるだけ泳いでみようと水面に出ている顔は平穏であっても水の中では犬かきのように必死に手足を動かしもがいているこの頃です。
 それにしても最近の劇団は次から次へと飽きないほどいろんなことが押し寄せてくるようになってきました。思いもよらない話が湧き上がったり、とんでもないアイデアが浮かんできたり、タイミングよくふさわしい協力者が現れたり、毎日毎日が新鮮な出会いや楽しい出来ごとに満たされています。休まず前に進んでいるからこその現象であり、そして明るく笑い感謝しながら生きていれば必ず楽しく幸せなことが寄り集まってくることを実感しています。苦虫を噛みつぶしたような顔で不満ばかり言っているようなところへは誰も寄りつきません。「新・タマゴン」でも言っています。「怒るのは全ての動物に出来る、笑えるのは人間だけ!声を出して笑えるのは人間の特権!」この笑える特権を生かそうではありませんか。
 私はどこでも座が明るくなるように下らないジョークを飛ばしていますが、又親父ギャグが始まったと白い目で見られても懲りずに続けていこうと思っています。