2013年6月28日金曜日

2013 劇団通信1月号

昨年の暮れに衆議院選挙が行われ政権が新しくなって今年は景気も回復するだろうと期待感が高まっているようです。
確かに何かが新しくなるというのは新年を迎えた国民にとって新たな希望を与えてくれるような絶好のタイミングであるように思います。何事にも節目があってそれをリフレッシュの機会と捉え、新たな気持ちで取り組めば今まで見えなかったものが見えてくる可能性があります。
劇団も20年という節目を迎えています。10人でスタートした小さな劇団でしたが、「大きな夢」という名前を掲げて夢を追い続けてきました。夢は実現するかしないかに拘わらず描き続けることが大切だと自身に言い聞かせてきました。そしてその夢も次から次へと姿を変えながらどんどんアップしているために夢が実現した実感は一度もなく、もっと大きくもっと楽しい夢を描きながら走り続けています。70歳になった私ですらそうですから、若い人達はそれこそ無限の可能性の下にとてつもない大きな夢を描いて欲しいのです。
私の命には限りがありますが、劇団には寿命はありません。私が描いている夢を次代の人達が受け継ぎ、更にその次へ、そして又その次の人達へと引き継ぐことが出来れば、果てしない夢と思われていたこともいつかすんなり実現して当たり前のように通過したように思われる時がくるかもしれません。
誰もが一つの目標を達成して次の目標に進むように劇団の夢も一つ一つ実現していく中で絶えず向上心を失わず進み続ければ最高峰到達の夢も現実のものとなるに違いありません。