2013年6月27日木曜日

2010 劇団通信2月号

昨年からほとんど休めない日が続いていたためか、一月中旬に行った札幌と福岡のオーディションから帰って来たとたん、ついにダウンしてしまいました。これまでに経験したことのない筋肉の激痛に襲われ医者の診断では体力の衰退によって出てきた神経痛ということで私も納得しました。これまで風邪以外には冒されたことのない身体で、自分はまだまだいける!と高をくくっていた面もあり一つの警告として素直に受け止めることにしました。確かに時には休養も必要だし走り続けてばかりいたらおかしくなるのは当然です。分かってはいても気持はいつも追われています。幸いスタッフの好意で一週間休養をとるようにとスケジュールを調整してくれましたが、それでもその内の二日はオーディションがあり出かけていきました。家にいても原稿やメールの返信が気になり本当の意味での休養にはなっていませんが、心の中では「休養なんて生ぬるいこと考えるな、働け、働け!」と急きたててくるのです。貧乏性故の性でしょうか。ゆっくり休めるのは棺桶に入ってからだと強気のぼやきで自身を慰めております。
それにしても一人前に育ってくれた娘たちが「お父さん、ゆっくり休まなきゃダメよ!」と言ってくれているようで涙に鼻汁までしたたり落ちる始末、素直に従うべきだと言い聞かせ、若い娘たちの温情に限りない感謝をしているところです。合掌…