2013年6月27日木曜日

2010 劇団通信5月号

人との出会いの不思議さ、その人に出会えなかったら全く別の人生を歩んでいたかもしれない、そう思うと毎日出会う人々との繋がりを大切にし、例え通りすがりのような一瞬の出会いであっても誠心誠意接していかなければならないと思います。地球上の六十八億人という人口の中で出会えるほんの僅かの人達との交流によって私達の日々の生活は営まれています。児童劇団をやっていなかったら出会えていなかった人達、今の私の繋がりはほとんどが劇団を通して出会えた人達であるだけに、もし劇団がなかったらと考えると尚更こうして出会えた偶然の不思議さに感謝せずにはいられません。
父母会の方々とも終生忘れ得ぬお付き合いが出来るようになればとも思いますが、さりげなく通過していく人や、一度も声をかけずに終わってしまう人、或いはこちらが呼び掛けたことで思わぬ発見と又進展があったりすることもありますが、例え出会えたきっかけがあっても交流が出来る人とそこまでいかない人があり、その差は何だろうと思ってしまうことがあります。
先日も新百合のお母さんから日本文学館の書籍「ガンだって。ひまわり母さんバンザイ!」を渡されましたが、それはご自身がお書きなった本でした。軽妙なタッチで綴られた本の内容に感心し、脚本執筆でもお願いしてみようかと思った程で贈呈本という形で働きかけて頂いたきっかけで、この先の進展が楽しくなってきました。