2013年6月28日金曜日

2011 劇団通信1月号

人との出会いは準備されたものではなく、ほんのちょっとしたきっかけであったり、たまたま偶然に出会うこともあれば学校やグループでの出会い、或いは仕事上での付き合いなど人によって様々です。誰に出会うかによって人生が大きく変わることは誰しも経験していることで、運命が好転することもあれば逆の場合もあり、なんでこんな人と出会ってしまったのかと呪いたくなることもあります。
実はどんな人に出会えるかが人生にとって最も大事なキーポイントだと思います。自分の回りを見回せばいろんな人がいます。いい人もいるし悪い人もいる。いい人というのは自分にとって都合のいい人であって、本当にいい人かどうかは分かりません。自分の回りに集まってくる人は自分の波長に近い人だと解釈すれば、自分がそれらの人を引きつけていることにもなります。都合の悪い人は自分の前に来てほしくないのになぜか一人や二人は必ずいるものです。そんな人のために悩んだり憎んだりして精神をかき乱されている人が何と多いことでしょう。逃げようと思ってもヒルのようにべったり吸いついて簡単には離れません。
見方を変えてその人によって自分の精神が鍛えられていると思えば自ずと付き合い方も変わってきます。自分が変われば相手も変わります。これ程確かなことはありません。嫌だと思っているうちはどんどん嫌な行為で迫ってきますが、こちらが変わればやがて自分に波長が合わない人は自然に去っていきます。
これは間違いのない世の中の法則なのです。