2013年6月28日金曜日

2012 劇団通信3月号

2月末の「森プリ」の稽古場に山崎陽子先生が素敵なファッションで颯爽とお見えになりました。
黒いセーターに黒のパンツ、そして目の覚めるような赤のブレザー。ヘアースタイルもはいつもとは違う! えっ? 先生いくつだったっけ? 昭和10年のお生まれだから76? まさか! そんなお歳には絶対に見えない! 驚きと共に私まで若返ったような気持になってしまいました。先生も一度病に倒れて大変な時期がおありだったようですが、今ではすっかりお元気になられ、「森プリ」で子ども達と接して頂くようになったこともあってか益々お美しく、この日は若い頃の先生が甦ったようにまぶしいばかりに輝いていらっしゃいました。
若さや美しさを保つことは並大抵のことではありません。私は男性だから美しさは必要ではありませんが、それでも日々衰えていく皮膚の張りや薄くなる頭の毛など鏡を見てはどうにもならないものかと嘆いています。特に女性の方だともっと深刻ではないでしょうか。美を保つための運動やエステでの努力、ヘアースタイル、お化粧、着るもの、アクセサリー、香水などお金のかかることは男性の比ではありません。しかしそれらを満たしても内面の高揚感や喜びがなければ真の美しさは表現できません。山崎先生の場合は容姿と内面の美しさがマッチしているからこそご高齢であっても輝き続けていらっしゃるのです。
私も嘗ては顔が良いと輝いていましたが、衰えてきた今はお金のかからない内面を輝かせることにせっせっと努力しています。