2013年6月28日金曜日

2011 劇団通信9月号

先日メガネをどこに置いたか分からなくて捜し回っていたら、ちゃんとメガネを掛けているのに気がつきました。考え事しながら風呂から上がったら髪の毛がべたべたしていてリンスを洗い流さないで出てきたのに気がつきました。こんなことが最近多くなってきました。
今年も各地での公演でお客様を感謝の気持ちでお迎えしようと会場入り口付近に立ちましたが、最近は劇団員の人数も増えたこともあって、来場の子どもたちを見てもどこのカンパニーなのか分からなくなることがしばしばあります。父母会の方にしても何度もお会いしているにも拘わらず余所の公演会場でいきなり顔を合わせると、どこのどなただったかと一瞬名前と所属が思い出せなくなることがあります。最悪の場合2~3日前にお会いしてお話していたのに「どなたでしたっけ」と尋ねて大恥をかいたことも何度かあります。
脳細胞が急激に減少しているためだと自分では諦めてはいても、相手の方には大変失礼な態度に見えてしまいます。これをお読みになった方は公演会場に限らずお会いした時に出来れば所属とお名前を一言仰っていただければ大変に有難いと思います。
年齢を重ねることはその年になってみなければ分からないことがたくさんあり、自分では勝手に若い時の延長のような気持ちでいても、現実とのギャップに出合って打ちのめされることが多々あります。誰もが辿っていく道のりですから、どうぞ皆さんのおじいちゃんやおばあちゃんに優しく接して上げてください。